
| ■2006/11/26 (日) 国民に法律を知られないことが官僚の存在価値なり。 |
5時起床。夜の底が白々と明け初めている。一昨日の朝から連載を書いて大阪に飛んで番組を3本こなして昨日の昼過ぎに帰京して『サンデー毎日』の連載小説に向かい合う。移動の途中はもう眠くて眠くて飛行機では離陸する前に意識を失うことが続く。ポイントは帰京して荷物を降ろした時だ。ここで倒れ込むとダメ。顔を殴ったりシャワーを浴びたりして(笑)なんとかそのままキーボードに向かう。かくして深夜には今回の連載分を書き上げる。この時の爽快さというのは何ものにもかえがたい。大先輩の小説家で酒やそのほかのもの(苦笑)をやめた方を何人か知っているがこのランニングハイに似た感触があればほかのものはいらないのかもしれない。しかし小説家と名乗ることを躊躇う凡人の私としては書き上げると嬉々として歌舞伎町の巷へと出かけて行く。もちろん終電に近い電車でである。ケチだからね(笑)。帰宅しようとする人の波に逆らって紅灯の谷間に埋没していく快感。耳にはiPodのイアホン。サザンを聞いていればあたりの亡国風景も皮肉なる絵巻と観じることができるのである。全身に臭いがつくような呑み屋のカウンターで仕事場を出る時にプリントアウトしてきた学校教育法の条文を見る。虐め問題で私はさんざんこれは刑法で処理すべき事柄だと言ってきた。しかし学校教育法http://www.houko.com/00/01/S22/026.HTM#s1の中でも充分に対応できる部分があるのだ。もっとも子供に甘い小学校を見て欲しい。<26条/市町村の教育委員会は、次に掲げる行為の一又は二以上を繰り返し行う等性行不良であつて他の児童の教育に妨げがあると認める児童があるときは、その保護者に対して、児童の出席停止を命ずることができる>とあってその第一項に<1.他の児童に傷害、心身の苦痛又は財産上の損失を与える行為>とちゃんとあるではないか。ところが天下り連中の卑劣な養老院と化した教育委員会には次の条文が嫌なのだ。<2/市町村の教育委員会は、前項の規定により出席停止を命ずる場合には、あらかじめ保護者の意見を聴取するとともに、理由及び期間を記載した文書を交付しなければならない>。要するに面倒くさいのである。そのはざまで子供たちが死んで行く。学校教育法は読めば読むほど面白い。しかも少年法同様戦後すぐに作られた矛盾がたくさんある。教育基本法をいじる前にこうした下位の法の改正がいくらでもできると思うのだがどうだろう。
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